Tinderをやってみた話②-1

みなさんこんにちは。

これは10月分の記事のつもりなんですが気付いたら年を取っていました。

こんな感じで何もなさないまま労働者初年度も終わりゆくわけでございます。

今回はTinder記事その②でございます。

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知り合いができない……

 

大学を出て知ってるはずなのに知らない土地でやっていかざるを得ないワイ将くん……

職場に縁のない人間関係が欲しい……

できたらかわいい女の子がいい……

 

そんなわけでTinder、やってみました。

顔が映ってるようでいない画像、風景の画像、昔行ったフクロウカフェのフクロウの画像の3枚でいざ勝負!!

(ここまでテンプレ)

 

③サラ(仮名)(25歳 女性)
生地のいいセットアップ姿の自撮り・某非メジャーポケモンのぬいぐるみの2枚が設定されていました。顔はわかりませんでしたがすらっとした印象を受けました。

個体値等含めたポケモンの話が通じてしまい、予想外に弾む会話。
別のSNSのアカウントを教えてもらい顔面を拝謁。

ふつうに顔が整っている……。
芸能人やアイドル等に例えられるほどの僕が持つ顔面の語彙が多くないことが悔やまれますが、大きなたれ目、ボブベースにウルフカット、片耳から見える数個のピアス、けっこうタイプに近いのでは……!!(サブカルメンヘルクソ女の確度もある程度高まってきたが。)

気持ちがどんどん乗り気になってきますが、安全確保のためにインテリジェンスと同業者でないことの確認をしましょう。

学歴は大卒とのこと、会話からもある程度のインテリジェンスは感じられました。

仕事内容を聞くと家業の経理や事務仕事を担当しているとのことで同業者ではない様子。しかも個人事業主の娘……。
貧民街である北東北の一都市には珍しい実家の太い人間か?
高得点要素がどんどん積まれていきます。


数年付き合っていた元カレと別れたらしく、なんだか重量感もついでに漂っています。

まあ、一回くらい会うのはいいでしょう。
お互いの仕事の都合がついた9月のある平日の夜に食事に行きました。
待ち合わせで指定されたゲームセンターには前情報通りの女の子がいました。
白シャツに黒のマキシスカート、ゴツい黒のブーツ。良い。


“当たりだ!!!”

そんなことあるんだ。びっくりしちゃったよ。
海鮮メインの洋食屋さんに入り普通に食事をしました。

高校・大学は都内だったこと、元彼氏とは下北沢のライブハウスでアルバイトしていた時代に出会ったこと、元彼氏は彼女の家業を継ぐ前提で東北までついてきたこと、そして仕事で精神を病んで彼女のもとから去ったことなんかを聞きました。

初対面なのに話重いな~☺とは思いましたが、話しぶりは終始落ち着いており、理知的な雰囲気を感じました。

適当な相槌を打ちながらガーリックシュリンプをワインで胃に流し込む僕。

見た目も中身も好みの部類でした。

彼女はかなり上機嫌なようで二軒目の提案をしてきた。ビッチか?
お互い翌日には仕事が控えている身であり僕はやんわり断って帰宅を提案しました。

 

 

数十分後、僕の狭い社宅には僕とレジ袋に入ったチューハイとビール、そして彼女がいた。
なんの偶然か、社宅から徒歩圏内に彼女の自宅があったようだ。
撮りだめしていたバラエティ番組や世界遺産を垂れ流しながら、弛緩した空気の中で僕だけが童貞のように緊張していた。

結局その日はなんのイベントも起こらず、買ってきた酒を空けたところでお開きとなりました。

 

その次の週の平日、社宅で彼女とやることをやりました。

(つづく)