薄いビニール一枚の違和感。

みなさんお疲れ様です。
暦の上では連休の始まりですね。
生活環境が変わったり変わらなかったりしたでしょうが、慣れましたか?
良くも悪くも環境には慣れがあるものです。

本格的に業務が始まって2週間。
何となく感じたことをこれまで通り雑多にまとめて行こうと思います。

まず一つ目はタイトル通りのことでしょうね。
実際に自分がやらないといけないことが発生するので、学生実習の頃の「金払って築地市場を覗いている感」がなくなったことですね。
それとは別に「キッザニアのガキ」みたいな気持ちは生まれたわけですが。
指示通りにPC操作なり、手を動かしたり、モノを運んだりする→過剰に褒められる、の構図です。
昨今各種ハラスメントがさけばれ、いまや某アイスクリームショップくらいの彩りがありますが、その対策なんでしょうかね。下手な腹芸を見てる感じが生理的にきついです。

二つ目に、(これは地域性も大きく影響しているかもしれませんが、)世間一般の“医者”なる存在がどうしてああも傲慢さ/能力の比が極大にふれたような人間が多いのかが何となくわかりました。
この論を適用するのは40前までのいわゆる若手に限りますが、救急しかり入院しかり、自分よりも弱いモノを見続けるからなんでしょうね。これまでの僕みたいですね笑
生保、知的、身障、貧困、孤独……。まあ、いろいろ成分はありますが若手の医者には縁がないものばかりでしょう。
こういったGAPのあるモノばかりを見ていれば、なにもしなくても自己の優越性が保たれますもんね。医師って職は自己肯定感まで高めてくれるようです。
あとは、医師業に時間の大半を持っていかれる関係上、価値観が医師の中だけで先鋭化しやすいんでしょうね。戦後の中核派みたいですね。
自分もいつかその世界観に染まると思うと恐ろしいですね。きっとそうなったとしても気付かずに自身のポジショントークでちゃっちぃプライドを守っているんでしょうね。

医者、向いてない印象は受けないけど、思ったよりいい職でもなかったなあって感じです。
天皇賞はヒートオンビート軸で買います。
おわり。